2016年11月14日月曜日

信頼されるホームページ、信頼されないホームページ

ホームページは会社や商品のことを知ってもらい、信頼してもらうための重要
なメディアですが、上手に情報を掲載しないと信頼を失うことになるかもしれ
ません。

そこで今回は、ホームページの情報の出し方、誘導の仕方などで、どうすれば
信頼を失うか、またどうすれば信頼につながるかについてお伝えします。


◯信頼を失うホームページ

①知りたい情報を見つけにくい・わかりにくい
例えば、会社の電話番号が見つけにくい、問い合わせをしたいがすぐにそのペ
ージに行けない、イベントを開催している場所の地図が掲載されていない、な
ど、お客様が今すぐ知りたいと思う情報がわかりにくい場所にある、または掲
載されていない場合、お客様はがっかりされてしまいます。お客様に見つけて
もらいやすく、すぐに修正していきましょう。

②最初の段階で多くのことを聞かれる
資料請求や問い合わせで、アンケートとして沢山のことを聞かれるホームペー
ジがありますが、できれば止めた方がよいでしょう。誰でも同じだと思います
が、個人情報はなるべく教えたくないもの。「いつ頃家を建てる予定ですか?」
という質問は、会社側に立つととても知りたい情報ですが、まだ会社を信頼し
ていないお客様にとっては、できれば入力したくない情報です。

③メールフォームの入力にいろいろな規制がある
②同様に資料請求や問い合わせのページである話ですが、例えば、住所を入力
する場合、数字が半角で入力されるとエラーが出るような場合がこれに当たり
ます。少しお金をかければ、数字を自動的に全角になおしてくれるプログラム
を作れますので、せっかく入力しようとしているお客様に細かなことで負担を
かけるべきではありません。

④コンテンツやデザインが整理されていない
最初は整理されていたホームページも、リニューアルして数年立つと追加され
るコンテンツが多くなり、雑然としてきます。特にトップページは、バナーば
かりとなり、何が重要なコンテンツであるかわかりにくくなります。お客様に
わかりやすいホームページを維持するためには、トップページはシンプルにし、
バナーの数もなるべく少なくすべきです。


◯信頼されるホームページ

①ユーザーが求めているコンテンツにすぐに到達できる
多くのお客様が見ているコンテンツはアクセスの分析ですぐにわかります。そ
のページになるべく早く到達できるよう、メニューやバナーで誘導しましょう。
そうすれば、お客様はストレスなくホームページを見て回ることができます。

②ユーザーが知りたい情報が掲載されている
ホームページは会社が見せたい情報が掲載されているものです。それがお客様
の知りたい情報であれば良いのですが、そうではない場合、お客様は、知りた
い情報を見つけることができず、ストレスを感じます。多くのお客様が口にす
る質問があれば、それをコンテンツとして掲載しましょう。お客様は来場する
前にそれを見て、勉強してくれるはずです。

③モバイルに完全に対応している
もう当たり前ですが、スマホ対策が完全であることはとても重要です。特に画
像の処理は重要で、無駄にデータサイズの大きな画像を貼り付けているホーム
ページは、お客様のスマホのデータ通信量を多く使うことになり、負担をかけ
てしまうことになります。また、アクセスに時間もかかるため、もっと他のペ
ージも見たいというモチベーションを下げることにもつながります。また、一
部ページだけがモバイルに対応しているホームページがありますが、これは既
に時代遅れです。早期に全てのページがモバイル対応になっているホームペー
ジにつくり変えましょう。


このようにホームページのつくり方次第で、ホームページで信頼を得られるか、
また失うことになるかという差がでる可能性があります。十分注意してホーム
ページのコンテンツをつくるようにしてください。


0 件のコメント:

コメントを投稿