2015年3月31日火曜日

工務店のITセキュリティ対策

工務店は基本的には中小企業が圧倒的に多い業態です。
そのため、ITにかけるコストは最小限に押さえられているはずです。
とは言え、セキュリティに関してはある程度のコストを掛けざるを得ません。

個人情報の流出などの問題が起きれば、中小企業と言えども、
容赦の無い時代ですので、この点、注意が必要です。

個人情報について少し触れましたが、個人情報は現在ほとんどん場合、
デジタルデータになっているはずです。
(アンケート用紙など、紙を使用して、それを保管している場合は別ですが)

そのデジタルデータが外部に出ることで情報漏えいが起こっているのが
現状です。

では情報漏えいが起こらないようにするには何をしていけば良いのでしょうか?

セキュリティの事を考えるといろいろとすることが考えられます。

しかし、それを全てしていくとコストがかかりすぎ、中小企業には対応する
ことが難しくなるのは間違い有りません。

重点を決めていくとするとどこからでしょうか?

情報漏えいの種類には幾つかのパターンがあります。

1.ネットワークからの不正アクセスなどによる漏えい
2.事務所への不法侵入などにより、PCやサーバへアクセスされての漏えい
3.事務所への不法侵入などにより、PCやサーバごと持ちだされての漏えい
4.社員、関係者によるPCやサーバからの漏えい
5.社員による、データの紛失、不注意による漏えい

この中で最も多いと言われているのが、5の社員による紛失や不注意による
漏えいです。

この対応が最も急がれるものです。

この対応については次回お伝えしていきます。



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ドローンをご存知ですか?

最近巷で少し話題になっている言葉「ドローン」をご存知でしょうか?

小さなヘリコプターのようなもので、リモコンで操作します。

カメラが付いているものも多く、これが住宅会社でも使えるのではないかと
思っています。
特に3階建ての住宅を作っている会社であれば。


プレゼン用に敷地の写真を撮影される会社は多いかと思いますが、
敷地から外に向けての写真を撮られることもあるかと思います。

2階建ての場合、2階からの目線はどうなるのか?
ということで、長い棒の先にカメラを付けて撮影されている会社も
有ることでしょう。

しかし、これが3階となると長い棒の先というわけにはいきません。

ではどうするか?

ここでドローンの登場です。

ドローンであれば、10m程度の高さであれば簡単に上昇できます。

そこから四方を撮影すれば良いのです。

これまでに無かった写真が撮影できるはずです。

2階建ての場合でも、屋上を作るような設計であれば、屋上からも
視点はどうなるのか、などということもわかります。

このドローン、今では10万円を切る価格にまで落ちてきています。

そろそろ購入を考えてみても良いかもしれません。



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2015年3月30日月曜日

竣工写真の撮影

工務店の皆さんの中には、竣工写真をプロに依頼せず、自社で撮影されている
方も多いのではないでしょうか。

一眼レフカメラで気合の入った撮影をされている方もおられることでしょう。

でもいまいち上手く撮れないとお悩みの方もおられるのではないでしょうか?

上手く撮れないと悩み、いろいろな問題があるかと思います。
構図が悪い、ピントが合わない、暗すぎる、・・・。

その中で構図については、私は何も言えません・・。
自分でセンスがいいとか、どこかで学んだとかではありませんので。

しかし、ピントが合っていないという話しなら、解決できるかもしれません。

ピントが合っていない。
そもそも、本当にピントが合っていないのでしょうか?
多くの場合、手ブレをしているという状態が考えられます。

カメラの基本的な話なのですが、撮影する場所が暗いとシャッタースピードが
遅くなります。
これは、ゆっくりシャッターが切られるということで、瞬間を切り取ると
いうことから離れていきます。

反対に明るいとすごく早いスピードでシャッターが切られますので、ホントに
一瞬を写真に収めることができるわけです。

では竣工写真で撮影することの多い室内はどうでしょうか?
人間の目には結構明るいと感じても、外と比較すると暗いことが
多いですよね。

これはシャッタースピードが外での撮影よりもかなり遅くなっていると
いうことです。

そのような状態で手でカメラを持って撮影すると、たいていぶれます。
手ぶれ補正機能がついているカメラでもやはりぶれます。

ではどうするか?
簡単です。
面倒ですが、三脚に載せて撮影して下さい。
出来ればリモコンシャッターでシャッターも切って下さい。
このリモコンシャッターですが、最近はスマホに対応しているカメラが
多くなってきているので、スマホからシャッターが切れるかもしれません。
この辺りのことはご自分のカメラの説明書を改めて確認してみてください。

三脚に載せて撮影するということで、手ブレは解消されます。
もしピントが合っていないと感じている写真が実は手ブレが原因で
あったなら、この方法で解決するはずです。

是非一度試してみてください。


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2015年3月29日日曜日

スマホにPCのホームページが出てきて何が悪いの?

昨日の続きを書いていきたいと思います。

昨日は、アクセスログからスマホからのアクセスが多いことがわかったので、
スマホサイトを作らなければ、という話なのに、作らない会社もある、という
話で終わりました。

なぜ作らないのか?

その理由の一つが、
スマホでPCのホームページが出てきて、何が悪いの?

というものです。

スマホはピンチアウト(指を広げるように動かして文字や画像を大きく表示
させること)ができるので、PCのホームページで字が小さくても構わない、と
言っている人がいました。

このような方は、ご自分でさほどスマホを使ってホームページを見ることが無いのだろうな、
と思います。

もししょっちゅう見るのであれば、そんな面倒な不親切なホームページは
嫌になります。
何度も訪問しようとは思いません。

そこのところまで、自分の経験では想像できないのでしょう。

皆さんはこのような考えをお持ちになってはいけません。

ホームページは面倒だ、見にくい、と思われたら最後、よほどのことが
無い限り、再度見てもらえることは無いのですから。

ということで、現在スマホサイトをお持ちでない会社は、今すぐにでも
スマホサイトの開発に取り組んで下さい。



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2015年3月28日土曜日

スマホからのホームページへの来訪者を把握していますか?

最近このブログでも、ホームページのスマホ対策についての記事を多く
書いています。
なぜでしょうか?
それは、スマホからホームページを見る方が増え続けているからです。

この見解については、反論されることが結構あります。
その反論の根拠は、「スマホでホームページを見ることはあまりないのでは?」
というものです。

このようにおっしゃる方は、たいてい会社の経営者または経営層の方です。

なぜか?

それは簡単で、ご自分がスマホでホームページを見ないからです。

そのような場合にいつもお話するのが、現実を知りましょう、ということです。

ホームページは現実を知りやすいメディアです。

アクセスログというものがあり、いつ、どこから、どのページを見たか。
というものがどんどん貯まっていきます。

これをまとめ、分析することで、自社のホームページの状況がわかると
いうものですが、スマホからホームページを見ているのか、PCを使って
見ているのかも一目瞭然です。

結果を見ていただくと、ほとんどの会社でスマホからのアクセスが40%を
超えています。
多いところですと既に55%くらいになっています。
(工務店の業界での話です)

こうなるともうスマホ対策をしないわけにはいきません。

というように簡単な話では実はありません。

なぜか?

続きは明日書いていきます。


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2015年3月27日金曜日

中小企業がコンテンツマーケティングを行うべき7つの理由

あるブログに、中小企業のWEBマーケティングのヒントが掲載されていましたので、
転載させてもらいます。

「中小企業がコンテンツマーケティングを行うべき7つの理由」
http://www.flavours.ac/blog/web-production-tips/content-marketing.html

このブログに書かれていないことについては、少し補足をさせていただきます。

コンテンツマーケティングとは何なのでしょうか?

コンテンツ、すなわちホームページに書かれている内容ということです。
このコンテンツを増やしていくことにより、まずページ数が増えます。
ページ数が増えることにより、グーグルからの評価が上がります。

コンテンツには自社のお客様が検索しそうなキーワードが盛り込まれていれば、
SEO的にも有利になっていきます。

コンテツマーケティングとは、いわゆる記事を書いて、コンテツを増やすことで
魅力のあるホームページにし、その結果グーグルからも気に入られ、
検索順位も上がっていくというものです。

リスティング広告などのお金のかかる手法ではないため、中小企業に
とっては魅力的な方法と言えます。

詳しくは前述のブログを見ていただきたいのですが、この手法は
大手にも勝つことができる可能性のある手法です。

取り組んでみてはいかがでしょうか。


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2015年3月10日火曜日

レスポンシブデザインの難しさ

先日、ある会社のスマホサイト制作で、制作会社とその会社との
意志の疎通が上手くいっていないので、間に入って欲しいという話があり、
訪問してきました。

PCサイトのリニューアルは2年ほど前に行われ、追加でスマホサイトの
制作をしているという状況ですが、スマホサイト制作もすでに1年半ほどに
なります。

総ページ数は20ページほどのコンパクトなホームページなのに、
そんなに時間がかかる。
何かが障害になっているはずです。

レスポンシブデザインで作っているのですが、まず、制作側の技術が
足りませんでした。
レスポンシブデザインを勉強しながら作っているということでしたが、
そもそもスマホサイトのデザインがわかっていないという感じです。

そこに、レスポンシブデザインという要件が追加されているという
ことで、かなり困難な状況になっていました。

それはそれなら、作れる人に任せればいいだろうってことなんですが、
費用的にそれも難しく、進んでいないということです。

そこで、まずはレイアウトなどの仕様は私が作り、改めてその
仕様通りに作っていく。
ということで、その場はまとめたのですが、制作会社によっては
受注したものの、作ったことがないというところもありそうです。

経験をもったしっかりした制作会社依頼することが大切だと
思い知らされた一件でした。

2015年3月6日金曜日

レスポンシブデザインを勧める理由

昨年、ある会社のホームページをリニューアルする際に、レスポンシブデザインを
お勧めし、採用してもらいました。

それまではPCサイトがあり、追加でスマホ用に一部のページを作り、
その結果、スマホからのアクセスは伸び、喜んで頂いていたのですが、
昨年のリニューアルでは、レスポンシブデザインになったことにより、
当然、全ページがスマホ対応となっており、そのためか、スマホからの
アクセスは10%以上伸びました。

私はその会社のホームページの事もあり、レスポンシブデザインには
好感を持っており、今はリニューアルの話を聞くとレスポンシブデザインを
お勧めし、スマホサイトを持っていない会社があると、またレスポンシブデザインを
お勧めし、スマホ対応が中途半端な会社があると、ここでもレスポンシブ
デザインをお勧めしています。

お勧めする理由は幾つかあるのですが、まずは、PC用、スマホ用と
別々に作るより、レスポンシブデザインで作ったほうが、後の管理が
楽だということがあります。

これはPC用、スマホ用とで別々のソースではなく、一つのソースで
どちらも表示させられるため、一つのソースを更新することで、
どちらも更新ができるということですね。
WordpressなどのCMSを入れれば、ホントに楽になるはず。

それとグーグルが好意的というのも魅力です。

http://notnil-creative.com/blog/archives/3595

こちらのブログに書いてあることのほとんどは一般の方にはよくわからない
話だとは思いますが、とにかくレスポンシブデザインをグーグルは
好意的に見ているということです。

とにかく、リニューアルの必要があれば、レスポンシブデザインは
検討に値します。
忘れずにご検討を。


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2015年3月2日月曜日

Googleのモバイルフレンドリーテスト

Googleはスマホの対応をしているサイトを評価すると昨日のブログに書きましたが、
自社のサイトがスマホに対応しているのかどうかをテストできるシステムも
公開しています。
http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

このサイトに自社のサイトのURLを入力すると、Googleが見たサイトの状況から
サイトがスマホにどの程度対応できているかの判断をしてくれます。
結果は正直微妙な感じもしないでもないのですが、参考にはなります。
ものは試し、一度自社のURLを入力してみてくださしい。


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2015年3月1日日曜日

Googleがスマホへの対応を検索順位に反映するということです

HPのスマホへの対応は当然。
と言いながらも、一部ページだけ対応したり、先延ばしにしていたりする会社
が結構あるのが現実でした。
しかし、もう待てません。
というのも、グーグルがスマホ対応をきちんとしているかどうかで、検索順位
に違いをつけるということを始めるからです。

https://www.suzukikenichi.com/blog/mobile-friendly-as-a-ranking-factor/

導入は4月ということですので、今すぐに対応すれば間に合う会社もあるかも
しれませんね。
いずれにしろ、もうスマホ対応は待ったなしになっています。

まだ未対応の会社、中途半端な対応(一部ページのみスマホ対応など)は
全てのページをスマホ対応にしてください。
これはグーグル対策ということでもありますが、閲覧者に気持よくHPを見て
いただくためにということでもあるんです。

ぜひ早急に対策を!



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