2016年3月10日木曜日

お客様に役立つコンテンツを作りましょう

ホームページのコンテンツを作ろうとすると、自社の商品を知っていただきた
いと思うあまり、ついつい宣伝っぽくなってしまいます。しかしこの宣伝っぽ
さは、ホームページの閲覧者からは嫌がられます。

なぜ嫌がられるのでしょうか? それを理解するには、一般の方のホームペー
ジの使い方を考えてみると良いでしょう。一般の方がホームページを見る動機
は、何かを知りたい、調べたいというのが多いものです。そこから考えると、
知りたい、調べたいことの客観的な答えが必要なのであって、いわゆる宣伝は
必要ないのです。

しかし一般に、会社のホームページは自社の商品のカタログ的な機能も持って
いますので、どうしても宣伝色が出てしまいます。

ではどうすれば良いのでしょうか? そこでコンテンツの作り方に工夫が必要
になってくるわけです。

設計がウリなのであれば、「自社の設計はこんなに素晴らしい」とアピールす
るのではなく、設計に関するコラムで自社の設計についての考え方をさりげな
くアピールするのも一つの手です。
例えば、
・使いやすいキッチンを作るための10箇条
・働きやすい家事動線の考え方
・子供との関係を重視したリビング階段
などと言った内容で、暮らしや設計について、どのように考えているかを伝え
ていくのです。

コラムは、一つ読んでいただければ、同時に複数のコラムを読んでいただける
傾向のあるコンテンツです。自社の取り組みや強みを知っていただくには、と
ても有効です。先ほど紹介した設計のみならず、工事やお客様対応についても
知っていただくことが可能ですので、取り組んでみてはいかがでしょうか。

今どこの業種でも宣伝色は嫌われてきています。ホームページを見に来た方に
は、宣伝をするという気持ちではなく、分かりやすく情報提供をするという気
持ちでコンテンツを作ることが必要です。



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