2015年12月17日木曜日

集客ではなく、見込み客発見

工務店のホームページの重要な仕事は、資料請求や問い合わせを得ることです。
とは言え、単にその数だけを追っていませんでしょうか?

もちろん数は多いに越した事はないのですが、資料請求・問い合わせをしてく
れているお客様が、自社にマッチしているかどうかも重要です。極端な事を言
えば、自社にマッチしていないお客様からの資料請求や問い合わせは、結局契
約にはつながりませんので、ホームページ担当者や営業マンの手間が増えるだ
けで、会社にとってはメリットは無いわけです。ではどうすれば、自社にマッ
チしたお客様に資料請求・問い合わせをしてもらうことができるのでしょう
か?

まずは、自社の魅力をわかりやすくホームページに表現することが重要です。
第一には施工事例です。お客様にこの施工事例で、自分好みの家を建てること
ができるのかを判断してもらうのです。会社が得意としているデザインや会社
の理念を表現している写真を掲載し、それに響くお客様に資料請求・問い合わ
せをしてもらえれば、契約してもらえる確率は高くなるはずです。

また家づくりの理念や、お客様との付き合い方、得意としていることなどもし
っかりとホームページで伝えていくことも大切です。何度も何度も打ち合わせ
をすることが大切だと考えているのであれば、時間をかけて家づくりをするこ
とを伝えるようにし、趣味性の高い家を得意としているのであれば、写真を交
えるなどしてアピールしてください。このような特長になることは、お客様も
しっかりと考えてくれるポイントです。

お客様の声で、これまでにどのようなお客様と付き合ってきたかを紹介するの
も有効です。人は、自分と似たタイプの人を探そうとするものです。お客様を
見れば会社もなんとなくわかるもの。お客様はそのようなことからも、自分と
その会社の相性を探っています。

ホームページでは、自社のやってきたこと、得意とすることをしっかりアピー
ルしてください。そのアピールされたポイントから、お客様は会社と自分との
マッチングの度合いを測ります。できないこと、やりたくないこと、やる必要
がないと思っていること、このようなことをいくら書いても、自社にマッチす
るお客様は来ません。あくまでも自社の成果や取り組んでいることを書いてく
ださい。それも単に書くだけではなく、しっかりと、詳しく、わかりやすく、
書いてください。そうすれば、自社にマッチするお客様が、資料請求・問い合
わせをしてくれるはずです。


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