2014年6月26日木曜日

業務システムのクラウド対応(2)

前回、クラウドシステムには情報漏えいの危険が有るとお話しました。

それはなぜなのでしょうか?
これまでのシステムと比べ、なぜ危険なのでしょうか?

まずこれまで社内で使っていたシステムについてお話します。
これまでのシステムは、社内LANは使っていたかもしれませんが、基本的には
社外からアクセスすることはできなかったはずです。

社外からアクセスできないということは、システムを通じて顧客情報などが
外部に漏えいするということは可能性としてかなり低いということです。

しかし、それがクラウドになるとどうでしょう?
そもそもクラウドは社内にすらデータがありません。
データはネット上にあるサーバに保管されているはずです。
それを社内からも社外からもネットを通じて追記や閲覧をするということです。

どこからでもアクセスできるという便利さは、危険と裏返しです。

ID、PASSワードでクラウドシステムにログインするなら、そのID、PASSワードが
もれれば、誰でもそのクラウドシステムにログインできるということです。

社外からのアクセスということでは、iPadなどのタブレットやスマホから、という
のも大いに考えられると思いますが、これがまた危険を一層増やします。

続きは次回をお楽しみに。



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