2012年6月6日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(2)

先日「ホームページにはそれを運用する体制が必要です。」ということをこ
こで書きました。
皆さんの会社では、ホームページを活用するために、運用体制は作れています
か?
とは言え、「”運用体制”って言ったって、どんなものを作ればいいの?」
そんな疑問が聞こえてきます。
そこで今回は少し具体的に、どのようなものを運用体制と言うのか、また、具
体的に何をすれば良いのかについて書いていこうと思います。
まず、私の言う”運用体制”ですが、以下のことをまとめて言っています。
1)ホームページを一つの独立したビジネスとして考えること
2)ホームページの成果を独立したものとして測ること
3)ホームページの成果に責任を持つこと
4)ホームページの企画・制作・更新・修正に携わること
5)お問い合わせや資料請求などホームページ独自の顧客との接点について、責
 任を持って担当すること
イメージが湧いてきますでしょうか?
もう少し具体的にならないとイメージが湧かないかも知れませんので、これか
ら、各項目について何回かに分けて解説いたします。
まず1)の「独立したビジネスとして考える」ですが、これはホームページ運営
ではとても大切なことです。
何となく運営するのでは無く、ホームページを一つのお店のように考えていた
だきたい、ということです。
そう考えると、店には店長が必要ですし、売上も必要です。
カフェなら調理担当や接客担当がいるでしょうし、お店の前の人の通行量も気
になります。
店内での滞在時間、客単価も気になるはずです。
物販なら当然売れ筋は何か、などの分析も必要なはずです。
そのような発想でホームページを考えていくとどうなるか?
反対に、上に書いたような事を知らないのであれば、そもそもそのお店が流行
っているのか、儲かっているのか、もしかすると赤字なのか、そんなこともわ
かりません。
ホームページも実際の店舗と同じです。
一つのビジネスとして考え、必要な数字を把握し、どのようにすれば成功する
のかを考えなければ、成功するホームページにすることはできません。
そして、その運用体制には必ずその事業を担当する人材(人員)が必要です。
あなたの会社はそもそもホームページの担当者がいますか?
先日住宅産業塾でホームページ活用にについてアンケートを行ったところ、
40%の企業で担当者がいませんでした。
そのような状態では成果を出すのは困難です。
あなたの会社はどうですか?

次回は2)の「成果を測る」ということについて、お話できればと思います。

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